何故子供のうちから歯科検診に通うのか?実は重要な歯科検診について考えてみよう

子供の歯科検診は何歳から?ベストな頻度とは

乳歯は生え変わるから安心というわけではない

子供が歯科検診に行き始める年齢は特に決まってはいませんが、小学校に入学してからよりも、未就学児のうちに行くようにすることをお勧めします。 小学生の、特に高学年になってくると授業が多くなるので帰りが遅くなりがちです。そうなると、歯医者の予約が取りづらくなるのです。

小学生になると学校の長期休暇に合わせると通いやすい

幼稚園や保育園時代と違って、小学生になると、早退や遅刻も余程の理由がない限り難しくなります。 そうなると、歯医者さんに行くのは学校が終わってからになりますが、夕方以降の時間は、帰ってからすぐに夕飯作りなど、何かと忙しい時間でもあります。 長期休暇なら午前中でも行けるのでお勧めです。

予防歯科の観点からも歯科検診は重要

虫歯もないのに歯医者さんに行くのは面倒、と考える方は割と多いと思います。 大人でもそうなのですから、子供はもっと嫌がるのではないでしょうか。 歯科検診に行く意味を、まずは親御さんが理解して納得した上で、お子さんを連れて行くようにすれば、充実した時間を過ごせると思います。

歯医者は未就学児のほうが行きやすい

乳歯なら虫歯になってもいずれ抜けるから、と思って放置しているという親御さん、今でも少なくはないと思いますが、それは危険です。
乳歯の虫歯は進行が早く、本当は抜ける時期ではないのに虫歯で穴が空いて抜け落ちてしまうこともあります。そうすると、その抜け落ちてしまった乳歯の後に生えてくる永久歯はまだ埋まっていてしばらく生えてこないため、その部分は本来よりも長い期間空いたままになります。
大体乳歯が虫歯になってくるのは、乳歯が生え揃ってきて6才臼歯(前から6番目の歯)が生えてくる時期が多いのですが、6才臼歯が生えていて、その手前の乳歯が早く抜けてしまった場合、6才臼歯はどんどん手前にずれてくる傾向が強いのです。
そうなると、本来生えてくるはずの5番目の永久歯が生える場所が無くなってしまったり、生えてこないこともあるのです。
また、乳歯のうちから虫歯が多いと、それだけ虫歯菌も多いということなので、永久歯になってからも虫歯になりやすくなる可能性もあります。
虫歯になるかならないかは、口腔内に虫歯菌が多いか少ないか、ということがかなり影響しています。それに加えて、唾液の分泌量、歯並びの状態というのが影響します。
歯科検診では、歯磨きの仕方から丁寧に指導してもらえるので、幼いうちから正しい歯磨き法を知り、虫歯にならないように心がけさせることが重要です。
乳歯が虫歯になり歯医者に行くのは、幼い子供にとっては恐怖でもあります。歯を削ると聞いただけで痛いと感じる子供もいるので、虫歯になってからではなく、なっていない時に歯科検診に行く方が、抵抗なく行けるのではないでしょうか。
物事を理解し始める4才か5才頃から歯科検診に行く習慣をつけ、正しい歯磨き法を学んで、虫歯にならない食生活を心がけさせるようにしていきましょう。